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第11回 講演会「建築紛争の現状と課題」
-住まいに関する調停委員の活動を中心に-
司法支援建築会議が組織され、裁判所に調停委員、鑑定人を推薦するようになってほぼ10年が経過する。この間推薦された調停委員、鑑定人は裁判所をよく助け、数多くの紛争を当事者同士を調停することでおさめてきている。今回の
講演会は調停委員の活動に絞ってベテラン調停委員から最近の事例をもとに苦労した点や工夫した点を支障のない範囲でお話いただき、司法支援建築会議の活動に中心である調停委員の推薦についての認知度を高め、その活動を知って
いただく機会にしたい。もちろん既に調停委員として活動している会員にとっても、調停のノウハウを知る貴重な機会になろう。
1.主 催:日本建築学会 司法支援建築会議運営委員会 普及・交流部会
2.日 時:平成22年11月5日(金) 13:30~17:00
3.会 場:建築会館ホール
4.対 象:司法支援建築会議会員、日本建築学会会員、一般
・司会:宇於崎勝也(日本大学)
・副司会:有馬 賢(相模原市設計協同組合)・丸山一男(アミック)
・記録:宮内靖昌(竹中工務店技術研究所)・都甲栄充(AMT一級建築士
事務所)
5.開会挨拶:小野徹郎(司法支援建築会議運営委員会委員長/山女学園大学)
6.主旨説明:柿正義(司法支援普及・交流部会長/(株)クォリティー)
7.基調講演 「『建築事件分類調査』をもとにした調停の傾向」
東京地方裁判所民事第22部 河野清孝<13:45-14:25>
8.調停委員の報告
(1)設計契約、工事請負契約及び設計契約以前の業務における業務費の未払
い等 松原忠策(松原建築D・I研究所)
(2)地盤・基礎の設計・施工に関する損害賠償と請負代金の支払い
藤井 衛(東海大学)
(3)「些細な瑕疵」における損害賠償と請負代金の支払い
秋野卓生(匠総合法律事務所)
(4) 追加工事、設計変更工事における請負代金の支払い
坂本廣身(坂本廣身法律事務所)
9.休憩:質問等回収
10.総合討論:柿正義(前掲)
11.まとめ :丸山一男(アミック)
12.閉会挨拶:飯田恭一(日本不動産研究所)
13.参加費(資料代含む、当日徴収)
会員2,000円、登録メンバー2,500 会員外3,000円、学生500円
14.申込方法 FAXかE-Mailにて、ご氏名・ご所属を明記のうえ下記
宛てお申し込みください。
15.申込・問合せ 日本建築学会事務局 川田昭朗
TEL.03-3456-2051,FAX.03-3456-2058,E-Mail;kawata@aij.or.jp
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